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ブログ 2023.02.20

無縁仏にはなりたくないけど、合葬墓よりまずは、お墓に埋葬したい

お墓選びのまめ知識【06】

霊園のきまりとして、承継者がいない場合は、墓所を霊園に返還することになっています。つまり、先祖代々のお墓でも、承継者が途絶えると無縁仏としてお墓を返還することになります。

合葬墓の良い点は、無縁仏にならないことです。

生前のうちに、合葬墓に改葬することで無縁仏となるのを避けることができますし、またはお墓を考える際に、最初から合葬式墓所を選んでおけば、承継の心配なく、費用面についても抑えることができます。

ところが「いずれは、承継が途絶えるけれど、気持ちの上で家族がいる間は、やはりお墓に埋葬したい」または「将来、無縁仏にならないようなお墓はないのでしょうか?」というご要望が多くありました。

つまり、一時的にお墓として埋葬できれば、家族だけの墓所で、お参りを維持することができます。さらに、費用を抑えた墓石建立、将来無縁仏にならない契約の方法であればいい訳です。

大阪北摂霊園では、このご要望にお応えするための一つのカタチにたどり着きました。

「有期限でお墓を使用し、そのあとで、合葬式墓地に改葬できるお墓の契約」つまり、「北摂の小さなお墓」のことです。

もう少し詳しく言いますと

「承継不要で30年間の有期限で墓所を使用(約1㎡)、していただき、その間の管理維持費は契約時にいただく分のみ、期限後は霊園の管理の元、墓じまいを行い、霊園の合葬式墓所に改葬する」

という契約のお墓です。

これにより、これからお墓を建てる方も、将来的に墓じまいと合葬墓への改葬を前提としつつ、墓所を使用することが可能となります

現在の核家族やライフスタイルに適したお墓のカタチの誕生

新しくお墓を建てる方のみならず、既存の墓所面積が大きいため、面積の小さな墓所に移転をお考えの方、夫婦だけのお墓を持ちたい方など、それぞれの想いに柔軟に対応できるお墓です。

承継が必要ないこと、

これによって、時代の変化と家族の在り方への変化にも対応できるようになります。従来では不可能であった親族や、友人も同じお墓に入ることができることを可能にしました。(※埋葬については規定がありますので、詳細は大阪北摂霊園事務所へお問合わせください。)

それゆえ「北摂の小さなお墓」は、これまでのお墓の概念に捉われることなく、費用を抑え、条件を緩和した新しいカタチのお墓となっています。

大切な人をお参りする場として、新しい機能と役割を持つお墓のカタチ、それが「北摂の小さなお墓」です。

次回は、新しい試みとしての「北摂の小さなお墓」をお伝えしたいと思います。