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2021.05.24
『木もれびと星の里』の樹木紹介 パート3
今年は例年になく梅雨入りが早いとのこと。
5月と言えば晴れた爽やかな木もれびの季節なのですが、
これだけ早いと夏の到来も早まるのでしょうか。
『木もれびと星の里』にある樹木には、梅雨は恵みの雨のようです。
新緑の季節に新しい葉を繁らせた樹木は栄養不足の状態。
この季節の長雨が栄養を蓄えるのに非常に大切だそうです。
梅雨と言えば、ジメジメして憂鬱な気分になりますが、そう考えると楽しい気持ちになりませんか。
いよいよ6月6日には、北摂の樹木葬 木もれびと星の里がオープンします。
みなさまが園内を散策いただくときには、雲の合間から青空が出るように・・・
では、樹木の紹介パート3です。
アベマキ(阿部槇)
西日本での分布が多い落葉広葉樹。
人の名前の様な樹種名は、アベマキの
樹皮がデコボコしている様子を、岡山の方言で
「アベ=デコボコ」ということから、
きているそうです。
樹皮が厚くコルクの代用として、使用されたことも。
秋にはドングリがなり、自然の樹形が美しい樹種です。
コブシ(辛夷)
春の訪れを告げる代表的な里山の樹木で
落葉広葉樹。
葉が繁る前に白い花を咲かせます。
1輪の花の大きさが6~10センチあり、
とても雄大なイメージです。
コブシという名前は、子供の握りこぶしに
似ている果実からきているそうです。
ハコネウツギ(箱根空木)
5月から6月にかけて花を咲かせ、
やがて白色・ピンク・紅色になっていきます。
花の大きさは2~3㎝程度。
幹は株立ち状になることから、花咲く季節はアピール
全開です。
ちなみに、箱根にはほとんど自生していないそうです。