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ブログ 2023.02.05

霊園の種類と費用について

お墓選びのまめ知識【04】

霊園には大きく3つ、「公営」「寺院」「その他の民営」があります。

例えば、「大阪北摂霊園」は、大阪府の指定出資法人である公益財団法人大阪府都市整備推進センターが経営母体となり、霊園を運営しています。どちらかと言えば公営に近い霊園にあたりますので、石材業者さんの指定や宗旨宗派の指定もありません。

このように実はそれぞれの霊園には、経営母体の違いにより、大きく公営・民営・寺院の区別があり、石材業者さんの指定や宗旨宗派の指定についての有無などがあります。

今回は、ざっくりとそれぞれの良いところをご紹介したいと思います。

  • 公営またはそれに準ずる霊園等:
    地方公共団体や公のための公益財団法人等などが管理・運営する霊園です。石材業者の指定・宗旨宗派の種別を問いません。
    →ポイント:墓所の使用料(管理費・維持費等)と墓石建立費用(石材業者)は別です。霊園は墓所の管理と維持、墓石建立は石材業者さんのお仕事になります。石材業者さんの指定はありません。
  • 寺院の霊園・墓地:
    寺院が経営しています。その多くは、宗派によっては契約できない場合があります。
    →ポイント:寺院も墓所の使用(管理・維持)と石材業者さんがする墓石建立と大抵は分かれています。石材業者さんの指定の有無は、それぞれの寺院により異なります。宗旨宗派を問われますので、確認が必要です。
  • その他の民営の霊園:
    公益法人や宗教法人が管理するものですが、実際は石材業者さん等の一般企業が運営しています。大抵は特定の石材業者の指定があります。
    →ポイント:一般企業が墓所の管理と維持、墓石建立まで一貫して行っていることが多いです。宗旨宗派の有無は、それぞれの民間霊園によって異なりますが、大抵は宗旨宗派の有無はありません。

このようなことから、お墓を建てるにあたって、考えるべきことは

「霊園の選択」+「石材業者さんの選択」

となります。これを費用に当てはめてみると

「墓所使用料(使用料、管理料、維持費、永代供養料等)」+「墓石代」

ということになります。

霊園の選択(墓所の使用料、管理・維持費等)と石材業者さんの選択(墓石建立費)の組合わせでおおよその総額が見えてきます。 お墓選びにおいて、「霊園の選択」や「石材業者さんの選択」の際、最善の選択に迷ってしまうことが多々あります。でもご安心ください。どの霊園でも親切に相談に乗ってくれますので、メールや電話、現地訪問などで相談するのがベストです。

大切な家族を埋葬する場所になりますので、納得のできるまでご相談することが大切です。

大阪北摂霊園においても、ご遠慮なくご相談いただければと思います。

次回は、「墓じまい」と「合葬式墓地」の関係についてお伝えしたいと思います。