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ブログ 2026.01.29

ペットと一緒にお墓に入れる?種類・費用・メリットを完全解説

大切な家族の一員であるペットと、最期まで一緒に過ごしたいと考える方は多いでしょう。近年、霊園や墓地の多様化により、ペットと共に入れるお墓の選択肢も広がってきました。

本記事では、ペット共葬が可能なお墓の種類や特徴、メリット・注意点をわかりやすく解説します。

【この記事で分かること】
・ペットと一緒にお墓に入るのは可能かわかる
・ペットと一緒に入れるお墓の種類がわかる
・ペットと一緒にお墓に入るメリット・デメリットがわかる

墓地や霊園によってはペットと一緒にお墓に入れる

墓地、埋葬等に関する法律では、ペットの埋葬そのものを禁止する規定はありません。そのため制度上、ペットと人が同じお墓に入ること自体は可能です。 

ただし、実際に共葬できるかどうかは墓地・霊園の管理規約により判断されます。規約で禁止されていないかを確認したうえで、お墓の名義人や家族・親族の了承を得る必要があります。

また、ペットと一緒に入れる区画が用意されていない霊園も多いため、事前にペットとの共葬対応の区画があるかを確認しましょう。

なお、仏教の考えでは人と動物を同じ墓に納めることを認めない場合が多く、寺院墓地では断られるケースもあります。一方、宗教・宗派不問の民間霊園や樹木葬では、ペット共葬を前提とした区画を設けているところも増えています。

参考:墓地、埋葬等に関する法律

ペットと一緒に入れるお墓の種類

ペットと一緒に入れるお墓の種類

ペットと一緒に入れるお墓には、樹木葬・一般墓・永代供養墓・納骨堂などの種類があります。埋葬方法や費用、供養の形がそれぞれ異なるため、希望する供養の考え方や予算に合わせて選ぶことが重要です。

ここでは代表的な種類を順に解説します。

樹木葬

樹木や草花を墓標とし、自然に還ることを目的としたお墓です。区画ごとに個別で埋葬するタイプと、複数の遺骨をまとめて埋葬する合祀型があります。

個別区画型では、1区画に納められる人数を定めたうえで、ペットの遺骨も一緒に収蔵できる霊園が増えています。費用は区画の広さや埋葬方法により異なり、数十万円からが一般的です。

ペットを一緒に埋葬する場合、別途ペット共葬料がかかる霊園もあるため事前に確認しましょう。

宗教・宗派を問わず利用できる点が特徴で、従来のお墓では共葬が難しい場合でも選択肢になりやすい埋葬方法です。

自然志向の高まりもあり、都市部・地方を問わず対応霊園が増えています。大阪北摂霊園では、ペット共葬に対応した樹木葬を2種類提供しています。

ペット共葬専用型

森の中から1本の樹木を選び、その周囲に家族や友人、ペットの遺骨を個別に埋葬できる樹木葬です。木の中心から約1mの範囲に、最大10箇所まで埋葬できます。

ペット共葬専用エリアのため、周囲に気兼ねせずお参りできる点が特徴です。使用料は1契約145~180万円で、樹木の種類や大きさによって価格が異なります。

ペット共葬集合型

ペット共葬集合型

複数の区画を共有する形で、ペットと一緒に眠ることができる樹木葬です。ご遺骨1体につきペットは最大3箇所、2体の場合は2箇所まで埋葬できます。

埋葬場所は契約順となるため、場所の指定はできません。費用は1契約55~60万円程度で、専用型に比べて費用を抑えやすい点が特徴です。

一般墓

1区画ごとに墓石を建立する、従来型のお墓です。近年では人用とペット用の納骨室を分けて設けることで、同じお墓に納められるケースも見られます。

費用は永代使用料・墓石代・管理料を含み、立地や区画の広さ、石材仕様によって数十万~数百万円と幅があります。初期費用が高くなりやすい点に注意が必要です。

一方で、墓石のデザインや彫刻を自由に決められるため、ペットの名前や肖像を刻むなど、オリジナリティのある供養ができます。

永代供養墓・合葬墓

後継者がいなくても、霊園や寺院が管理・供養を続けてくれるお墓です。多くは複数の遺骨をまとめて埋葬する合祀(ごうし)や集合形式となります。

ペット共葬では一定期間は個別に安置し、その後合祀されるタイプや、最初から人とペットを一緒に合祀するタイプがあります。費用は人1名分とペット分を合わせて数十万円程度が目安です。

管理費が不要な場合も多いですが、他の利用者と一緒に埋葬されるため、個別性は低くなります。

「経済的負担を抑えたい」「後継者がおらず無縁仏になる心配があるので永代供養にしたい」という方に適した選択肢でしょう。

納骨堂

屋内施設に遺骨を安置する供養方法で、ペット共葬に対応する施設も徐々に増加中です。家族用区画にペットのお墓を追加できる場合や、ペット専用プランが用意されていることもあります。天候に左右されずお参りでき、駅近など利便性の高い立地が多い点が特徴です。

費用はロッカー式で数十万円、仏壇式では100万円を超える場合もあります。ペット分の遺骨が収容数に含まれるか、別料金になるかは施設ごとに異なるため、事前に確認しましょう。

ペットと一緒にお墓に入るメリット・注意点

ペットと共に眠れるお墓には心の支えになる側面がありますが、費用や周囲の理解といった課題もあります。両面を把握したうえで判断することが大切です。

ペットと一緒にお墓に入るメリット

亡くなった後もペットと一緒にいられるという安心感は、大きな心の支えになります。墓石に名前や写真を刻むことで思い出を形に残せる点も魅力です。

家族として共に過ごした存在を同じ場所で供養できること自体が、飼い主にとって区切りや納得につながる場合もあります。

また、人と同じ場所で供養できることで、ペットロスの悲しみが和らぐと感じる方もいます。既存のお墓に追加できる場合は、お参りの手間が増えない点も利点です。

ペットと一緒にお墓に入る場合の注意点

ペットと一緒にお墓に入る際には、いくつか注意すべき点があります。特に費用面での負担や親族との事前の話し合いは重要なポイントです。

トラブルを避けるためにも、事前にしっかりと確認しておきましょう。

費用面での負担

ペットとの共葬対応の霊園は限られており、新たにお墓を建立する場合は費用が高くなる傾向があります。管理費やペット共葬料など、追加費用の有無も確認が必要です。

契約後に想定外の費用が発生しないよう、初期費用と維持費の内訳を事前に確認しておくことが大切です。

また、宗派の違いにより現在の家墓に入れないケースも考えられるため、注意してください。

親族の同意

動物の遺骨を人と同じお墓に入れることに抵抗を感じる方もいます。価値観や宗教観の違いから意見が分かれることもあるため、十分な話し合いが欠かせません。

共葬の理由や供養の形を共有しておくと、後々の誤解やトラブルを防ぎやすくなります。個人墓であっても、将来の管理や継承について事前に話し合っておくことが重要です。

まとめ

ペットと一緒にお墓に入ることは法律上可能ですが、実際には霊園の規約や親族の同意が前提です。樹木葬や永代供養墓など、ペットとの共葬に対応した選択肢が増えているところです。事前に情報収集を行い、関係者と十分に話し合うことが、後悔のない選択につながります。

一方で、宗教観や費用、家族間の理解といった課題もあります。メリットと注意点を整理し、自身の考え方や将来設計に合った供養方法を選びましょう。

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