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ブログ 2026.01.28

お墓の種類は何がある?種類ごとのメリット・デメリットなどを解説

親の介護や自身の終活を機に「家族や自分のお墓をどうすべきか」悩んでいる方もいるのではないでしょうか。お墓には埋葬方法や誰が入るかなどによりさまざまな種類があり、自分たちのスタイルに適したものを選ぶことが大切です。

本記事では、お墓の種類を埋葬方法、建てる場所、誰が入るかに分けて紹介し、それぞれのメリット・デメリット、特徴を説明します。終活や納骨先に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】
・お墓にはどんな種類があるのかがわかる
・お墓の種類の選び方がわかる
・一番費用のかかりにくいお墓やローンの可否などがわかる

お墓の種類

お墓の種類について、埋葬方法、建てる場所、誰が入るかの3つの観点に分けてチェックしていきましょう。

それぞれのメリット・デメリットや特徴を紹介します。

埋葬方法ごとの種類

まずは、埋葬方法ごとに7種類のお墓をチェックしていきましょう。

各お墓の種類ごとに特徴や、どのような方におすすめなのか説明します。自分の状況や考えに照らし合わせて確認してください。

項目メリットデメリットおすすめの人
一般墓・伝統的な形で安心感がある
・家族代々の継承が可能・墓石デザインの自由度が高い
・費用が高め・管理が必要
・継承者がいないと維持困難
・伝統的な供養を望む方
・家族で代々守りたい方
永代供養墓・管理・供養を施設側が実施
・継承者不要
・費用が比較的安い
・永代供養される
・合祀だと遺骨を戻せない
・個別墓石がない場合が多い
・家族に負担を残したくない方
・お墓を持たず供養を任せたい方
合祀墓(合葬)・費用が非常に安い
・管理不要
・永代供養・管理される
・合同埋葬で個別性がない
・遺骨を取り出せない
・費用を抑えたい方
・シンプルな供養を望む方
樹木葬・自然回帰のイメージ
・比較的安価・継承者不要のケースが多い
・場所により参拝が不便
・個別区画が少ない場合あり
・自然が好きな方
・負担を残さず安らかに眠りたい方
納骨堂・天候に左右されず参拝できる
・都市部で利便性が高い
・管理が楽
・契約期限がある場合がある
・墓石のような形が残らないことも
・楽にお参りしたい方
・都市部での供養を考える方
散骨・自然に還れる
・管理費不要
・参拝場所がない
・親族の理解が必要
・自然に還りたい方
・お墓を残したくない方
手元供養・自宅で身近に供養できる
・費用が安い・他のお墓と併用可
・自分で管理が必要
・家族間で意見が割れる可能性
・故人を身近に感じたい方
・一時的な安置場所として使いたい方

※寺院・霊園によって異なります。契約内容等は直接ご確認ください。

一般墓

一般墓

一般墓は、家族代々で受け継いでいくお墓の形式です。墓石を建て、お参りでは家族が手を合わせる、「お墓」と言われてイメージしやすいタイプでしょう。

「家」単位でお墓を建て、一族で管理・供養をしていくため、継承者がいる家庭に適しています。墓石の種類が自由で、和型や洋型など個性的なデザインも可能なため、墓石にこだわりたい方にもおすすめです。

費用は墓所使用料と墓石代金あわせて平均80~300万円程度です。そのため、初期費用が一番高い傾向にあります。

永代供養墓

永代供養墓

永代供養墓は、寺院や霊園などの管理者が、永代にわたって供養してくれるお墓全般を指します。一般墓のように墓石を建てる必要がなく、管理と供養を管理者が行ってくれるタイプです。

継承者がいない方や、家族への負担を減らしたい方に適しています

埋葬の形式は、複数の遺骨をまとめて埋葬するタイプと、個々で埋葬される個別タイプに分かれていることが基本です。また、個別タイプの場合も将来的にまとめて共同の墓石に埋葬されるパターンがあります。

費用はそれぞれの種類によって異なりますが、一般墓と比べて安い場合が多くなっています。

合祀墓

合祀墓

合祀墓は、血縁に関係なく、遺骨を一つの納骨室に埋葬する形式です。永代供養を行ってくれ、継承の必要はありません。

最も費用がかからないタイプで、相場は約3~30万円です。費用を抑えたい方、跡継ぎがいない方に適しています

ただし、一度合祀すると遺骨を取り出せなくなってしまうほか、他人と一緒に納骨されることに抵抗がある場合は利用が難しいでしょう。

樹木葬

樹木葬

樹木葬は、樹木や花を墓標として植えるお墓のスタイルです。遺骨単位で植樹するケースと、複数の遺骨と一緒に埋葬する合祀埋葬があります。

墓石代がかからないため、一般墓よりも費用を抑えられることが特徴です。費用は平均10~150万円程度となっています。

遺骨を土に埋めることで、最終的に自然に還るとイメージできるため、自然が好きな方に適しています。また、樹木葬は管理の必要がなく、継承者がいない方でも利用しやすいでしょう。

樹木葬に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。

樹木葬とは?特徴や種類、メリットなどを解説

大阪北摂霊園では森の木々をそのまま墓標として利用する「ドイツ型樹木葬」を取り扱っており、大きく5つのタイプを提供しています。埋葬場所ごとに管理され、無縁化の心配がなく、故人を大切に想い続けられる安心感があります。

納骨堂

納骨堂

納骨堂は屋内で遺骨を安置する形式で、マンション式、ロッカー式、棚式、位牌式などさまざまなパターンがあります

ビルや専用の建物内にあるため、天候を気にせずお墓参りができることが特徴です。都心部に多くありアクセスが良好で、管理やお墓参りの手間を減らしたい方に適しています

依頼時の契約の内容に永代供養が含まれている場合、継承者がいなくても利用しやすいお墓となっています。費用は平均20~150万円程度で、墓石費用がかからないため一般墓より安い傾向です。

散骨

散骨

散骨は、遺骨を海、山、空中など自然に還す方法です。樹木葬と同じく、自然派志向の方に適しています。

遺骨のすべてを散骨するパターンや、一部を散骨し他は埋葬または手元供養するパターンもあります。一般墓や樹木葬などと違ってお墓がないため、お墓の管理が不要かつ安価なことが特徴です。

ただし、お墓参りができないため、遺族が寂しい気持ちになる場合もあります。また、家族の理解を得ておくことも必須です。

手元供養

手元供養

手元供養は、遺骨を骨壺に入れて自宅に安置したり、アクセサリーにして身に付けたりする供養の方法です。遺骨を身近な場所で保管するため、墓石代や管理費がかからず費用を抑えられるとともに、故人を身近に感じられることがメリットです。

手元供養にはさまざまなグッズがあり、サイズの小さい仏壇やモダンな骨壺などインテリアにもあわせられます。また、アクセサリーやストラップにすることも可能です。

ただし、家族で管理が必要になるほか、埋葬しないことについて家族内で意見が割れる場合もあります。

建てる場所ごとの種類

次に、公営霊園、民間霊園、寺院墓地といった建てる場所ごとにメリット・デメリット、どのような方におすすめかを説明します。

項目メリットデメリットおすすめの人
公営霊園・永代使用料や管理費が比較的安価
・宗旨・宗派が一切問われない
・申込みの際に満たすべき条件が厳しく、抽選になる可能性がある・宗旨・宗派の自由な霊園を探している方
・埋葬にかかる費用を抑えたい方
民営霊園・霊園内に休憩所や売店が設置してあったり、バリアフリー設備が充実していることが多い
・公営霊園に比べて申し込みしやすい
・費用は公営より割高になる場合がある
・石材店を指定される場合がある
・設備が充実した霊園を探している方
・確実に申し込みを行いたい方
寺院墓地・葬儀や法要などの供養が手厚い
・法事の相談がしやすい
・宗旨・宗派が限定されやすい
・そのお寺の檀家(信徒)になることが前提条件になることがある
・独自の費用がかかる
・供養に関することを気軽に相談したい方
・既に檀家になっているお寺がある方

公営霊園

公営霊園は、地方公共団体が管理・運営する霊園です。

経営が安定しており、永代使用料や管理費が比較的安価となっています。また、宗旨・宗派は一切問われないことが特徴です。

一方で、申し込みには「管轄内の居住年数」「遺骨が手元にある」などの厳格な資格要件があり、人気が高いため抽選になるケースもあります。

公営の樹木葬に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。

公営の樹木葬の特徴は?民営との違いやメリット・デメリットも解説

民営霊園

民営霊園とは、公益法人や宗教法人が事業の主体となり、管理・販売を民間企業が行う霊園です。

公園のように明るくデザイン性に優れており、バリアフリーや休憩所などの設備が充実している霊園が多くあります。宗旨・宗派は基本的に自由で、生前の購入も可能です。

公営のような抽選や居住制限がなく、申し込みしやすいことが特徴です。ただし、費用は公営より割高になる場合があるほか、工事を行う石材店が指定されていることもあります。

寺院墓地

寺院墓地とは、お寺の境内にある墓地で、住職が直接管理する形を指します。手厚い供養が受けられ、法事の相談もスムーズであることが特徴です。

利用するには前提としてそのお寺の檀家(信徒)にならなければならない場合があり、宗旨・宗派が限定されるケースもあります。

また、お墓のデザインが限られる可能性や、入檀料、お布施、寄付金など、寺院独自の費用が発生するケースもあるでしょう。

誰が入るかで考えるお墓の種類

誰が入るかはお墓を建てるうえで重要なポイントとなります。

家墓、両家墓、個人墓、夫婦墓、またペットと一緒に入れるお墓の5種類をチェックしていきましょう。

項目メリットデメリットおすすめの人
家墓・先祖代々継承するものであり、家族の繋がりを感じやすい・後継者がいないと撤去される可能性がある・家族のつながりを重視している方
両家墓・墓守がいなくなることを防げる・費用や管理を分担できる・両家での十分な話し合いが必須・結婚などの影響で墓守がいなくなる方・費用や管理の負担を減らしたい方
個人墓・生涯独身の方や、家族とは別の場所で眠りたい方のニーズを満たす・合祀タイプであれば、死後の管理を承継者に頼る必要がない・一度合祀されると遺骨を取り出すことができない・生涯独身の方・家族とは別の場所で眠りたい方
夫婦墓・夫婦2人だけで眠りたい方のニーズを満たす・合祀タイプであれば、死後の管理を承継者に頼る必要がない・一度合祀されると遺骨を取り出すことができない・子どものいない夫婦・死後子どもに負担をかけたくない夫婦
ペットと一緒に入れるお墓・ペットと共に眠りたい方のニーズを満たす・霊園や寺院によっては対応していない場合がある・ペットと一緒に眠りたい方

家墓

家墓は、代々子孫に継承していく形式のお墓を指します。「累代墓」とも呼ばれ、先祖と同じ場所に眠るため家族の繋がりを感じられることが最大の利点です。

一方で、少子化の現代では「誰が墓を継ぐか」が大きな課題となります。一般的に後継者がいなければ維持できないほか、継承者が不在になると無縁仏として撤去されるリスクもあります。

両家墓

一つの区画に、夫と妻それぞれの実家(二つの家族)を一緒に祀るお墓の形式です。一人っ子同士の結婚などで、片方の実家の墓守がいなくなる問題を解決する手段として注目されています。

両家墓では、費用や管理を分担できることがメリットです。ただし、反対される場合もあるため、事前に親族間で十分な合意形成が必要となります。

個人墓

個人墓は、家族単位ではなく一人だけで入るためのお墓です。生涯独身の方や、家族とは別の場所で眠りたい方に向けたスタイルです。

納骨堂や樹木葬など専用の小さな区画を持つタイプのほか、契約期間が過ぎると遺骨が取り出され共同墓へ移動される永代供養付きのタイプがあります。死後の管理を継承者に頼る必要のない点が大きな特徴です。

夫婦墓

夫婦墓とは、夫婦二人だけで入るためのお墓です。子どもがいない夫婦や、子どもにお墓の管理負担をかけたくない場合に選ばれ、生前に二人でデザインや場所を決めることも可能です。

個人墓と同様に、最後の納骨から一定期間が経過した後は、合祀墓に移されて永代供養となる契約になっているものもあります。そのため、承継者不要の新しい供養の形としてニーズが高まっているタイプです。

ペットと一緒に入れるお墓

大切な家族の一員であるペットと共に眠りたい方に向けたお墓です。民間の霊園や、一部の樹木葬などで対応しているケースがあり、事前の規約確認が必須となります。

ペットと一緒に入れるお墓に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。

ペットと一緒にお墓に入れる?種類・費用・メリットを完全解説

大阪北摂霊園ではペットと一緒に入れるお墓が2種類あり、「ペット共葬専用型」と「ペット共葬集合型」が提供されています。どちらもペット共葬専用エリア内での樹木葬となっており、一般の参拝者に気を遣う必要のない、自然に囲まれた場所での埋葬となっていることが特徴です。

大阪北摂霊園におけるペットと一緒に入れるお墓については、以下のページをチェックしてみてください。

お墓の種類の選び方

宗旨宗派、費用、管理面、継承者の有無といった観点から選ぶことがポイントです。

寺院や霊園によっては宗旨宗派の制限があるため、事前に確認しておきましょう。

誰と一緒に入るか、また継承者がいて管理してくれるのかによって種類が異なります。継承者がいない場合は、永代供養や永代管理が付いているものを選ぶことがおすすめです。

また、管理面や環境面、種類などを総合して費用のバランスが取れているかも考えましょう。

お墓の選び方に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。

お墓の選び方とは?ポイントとよくある質問・答えを紹介

お墓の種類に関するよくある質問

お墓の種類に関するよくある質問

最後に、お墓の種類に関するよくある質問を3つ紹介します。お墓にかかるお金関係や自分はどのようなお墓に入れるのかなど、自分の疑問と照らし合わせてチェックしていきましょう。

一番お金がかからないお墓の種類は?

合祀墓が平均約3~30万円で最も安価です。墓石を必要とせず、他の人と合同で埋葬されるため安く済みます。

手元供養や散骨も安価ではありますが、墓石や墓標がないためお墓参りはできません。

一方で、一般墓が墓石代や敷地代なども含めて一番お金がかかる傾向です。

お墓はローンで建てられる?

お墓はローンで建てることも可能です。金融機関が設けているローンや、石材店が用意しているものもあります。一般墓の場合、石材店が用意しているローン制度を利用可能です。

また、自治体によっては補助金を支給しているケースもあります。お墓のタイプに応じて、利用できるローンや補助金が異なるため、自分が希望する種類にあわせて確認しましょう。

お墓の種類によって入れる人は違う?

家墓は先祖代々が入る、個人墓は独身や一人で入りたい方が個人で入るといったように、お墓の種類によって入れる人は異なります

一般墓の場合は、基本的に先祖代々の「家」単位で入るお墓です。例えば、次男で独身であれば、実家の一般墓に入ることは可能です。

夫婦だけで入りたい、子どもがおらず継承者がいないといった場合は、永代供養や永代管理を行ってくれるお墓が適しています。

また、合祀墓の場合は他人と一緒に埋葬されることを理解しておきましょう。

まとめ

お墓の種類は、埋葬方法、建てる場所、誰が入るかによって、さまざまなタイプに分かれており、購入に適する方も異なります。例えば、「家族にお墓を継承して欲しい」と考える方であれば、一般墓や家墓が適しているでしょう。逆に、「独身のため一人で入りたい」と考えている方は永代供養付きのお墓がおすすめです。

費用も大きく異なるため、種類ごとの特徴を理解し、自分に最適のお墓を選びましょう。

大阪北摂霊園では、一般墓だけでなく樹木葬や合葬など、多様なニーズに応えるさまざまなタイプのお墓を用意しています。終活や納骨先に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

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