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お墓のスタイル|人気の樹木葬・建立葬の特徴と費用を解説
お墓のスタイルは時代とともに大きく変化しており、従来の一般墓だけでなく、樹木葬や納骨堂、散骨、手元供養など、多様な選択肢が広がっています。継承の負担を軽減したい、自然に還りたい、故人らしいデザインにしたいなど、それぞれの家族の想いやライフスタイルに合わせた供養方法を選べる時代となりました。
本記事では、人気の樹木葬や建立葬を中心に、各スタイルの特徴や費用、選び方のポイントを詳しく解説します。
| 【この記事で分かること】 ・様々なお墓のスタイルについて知ることができる ・自分や家族にあったお墓のスタイルをメリット・デメリットを踏まえて選択できる ・樹木葬のどの種類が合うか検討できる |
お墓のスタイル
近年お墓のスタイルは多様化しており、それぞれの家族の事情やライフスタイルに合わせて選択できるようになっています。
ここでは代表的な5つの供養方法について、特徴やメリット、選ばれている理由を詳しく解説します。
お墓の種類は何がある?種類ごとのメリット・デメリットなどを解説
一般墓

一般墓は、墓石を設けて代々継承していくお墓です。お墓と聞いて一番にイメージするのがこのスタイルでしょう。
一般墓は、一度購入すると一族で代々供養でき、カロート(遺骨を納める場所)に納める遺骨に上限がないのがメリットといえます。一方で、少子化や核家族化の現代では継承が難しくなってきているのが現状です。
「いいお墓」によって実施された「第16回 お墓の消費者全国実態調査(2025年)」によると、「購入したお墓の種類」において一般墓が占める割合は全体の17%と、以前に比べると選ぶ人が減少しています。
樹木葬

樹木葬は樹木や草花を墓標とするお墓です。個人墓から合祀タイプまで種類は様々で、遺骨を骨壺から出して埋葬する方法と、骨壺に入れたまま埋葬する方法があります。
樹木葬が人気を集める理由は、継承に関する課題を解消できる点です。「樹木葬の消費者全国実態調査(2024年)」ではお墓の購入者の約75%が「子どもや後継者に迷惑をかけたくない」または「継承者がいない」を選択理由に挙げています。
先ほど紹介した「いいお墓」による調査結果では、「購入したお墓の種類」において樹木葬が占める割合は全体の48.5%と最も多くなっています。
参照:「いいお墓 第16回 お墓の消費者全国実態調査(2025年)」
納骨堂

納骨堂は、施設の室内に設置された納骨スペースに骨壺を安置するお墓です。近年、都心部では人口集中による土地不足から、限られたスペースで多くの遺骨を納められる納骨堂のスタイルも人気です。
納骨の方法により、ロッカー式、マンション式、棚式などに分類されます。場所によってはお花のお供えやお線香をあげられない場合があるため、事前の確認が必要です。
散骨

散骨は、海・川・山など許可された場所に粉状にした遺骨を撒く供養方法で、海洋散骨、山林散骨などの種類があります。
墓石や管理費は不要ですが、他の埋葬方法と比較すると選択する方はまだ少数のため、家族や親族の理解を得ることが大切です。
近年では、散骨に興味を示す人は54.4%に達しており、需要は5年間で8.3倍に増加していることから、今後市場の拡大が予測されます。
参照:【第16回】お墓の消費者全国実態調査(2025年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向
意識調査「散骨の認知度は8割、興味がある人は5割以上 | 葬儀・家族葬なら【よりそうお葬式】
【自社分析】海洋散骨需要、5年で8.3倍に。年間件数は1,200件を突破!
手元供養

手元供養は遺骨の一部を自宅などの身近なところで保管する供養方法です。先祖代々のお墓が遠い場合や、自宅に仏壇が置けない場合などに選択される傾向です。
遺骨をパウダー状にして、ペンダントなどのアクセサリーに加工し、身に着けるケースも存在します。
手元供養が広まった背景には、少子高齢化や核家族化の進行により、お墓の継承や維持が難しくなったこと、またマンション暮らしなどで仏壇を置くスペースがないといった住環境の変化があります。
お墓のスタイルの例
今回紹介するお墓のスタイルは以下の3例です。
- 樹木葬
- 建立葬
- 合葬
各々形式、費用などに特徴があるため、ご自分・ご家族にあったスタイルを選んでください。
樹木葬のスタイル
樹木葬は樹木そのものを墓標とし、木の根元に遺骨を埋葬する方法です。自然に還りたいと思う方におすすめで、家族や友人と一緒に、あるいは個人でも利用できます。

大阪北摂霊園では、森林の木々をそのまま墓標とする「ドイツ型樹木葬」を採用しています。最初に支払う使用料には墓所使用料+山林管理料+埋葬(納骨)が含まれているため、追加費用は発生しません。
埋葬の契約期間はどのスタイルでも2120年までの約100年間で、それ以降も埋葬された遺骨はそのまま安置されます。
また、希望すればネームプレートを3.3万円/1枚で設置できます。
| スタイル | 特徴 | 費用 |
| 占用型 | ・利用できる木の中から1つ選び、その根本の周りを埋葬場所とするスタイル ・家族(グループ)で使用できる | 75~120万円/1契約 ※選ぶ木によって変動 |
| 共用型 | ・利用できる木の中から1つ選び、その根本の周りを埋葬場所とするスタイル ・複数人での使用に加え、個人での使用や、夫婦・友人で隣同士の木を指定することが可能 | 1人30万円 |
| 集合型 | ・森の中で眠る個人用のスタイル ・木々の間(0.6m)の芝生の下に個別に埋葬を行う | 1人16万円 |
| ペット共葬専用型 | ・ペットと同じお墓に入ることができるスタイル ・森の中の好きな樹木を選び、その根元でペットや家族、友人とともに眠ることができる | 145~180万円/1契約 ※選ぶ木によって変動 |
| ペット共葬集合型 | ・ペットと一緒に埋葬できるタイプの集合型スタイル ・お一人様とペットやお二人様とペットで使用できる。 | 55~60万円/1契約 |
占用型

占用型では、利用できる木から好きな樹木を1つ選び、その根元周辺を埋葬場所とします。
家族(グループ)で占用して使用できるのが特徴です。
木の中心から1m離れた場所に最大10人まで埋葬でき、地表から50cm掘った場所に、遺骨を骨壺から出して木綿の布に包んで埋葬します。使用料は1契約で75~120万円で、樹木の種類や大きさにより価格が異なります。
共用型

共用型は占用型と同様に、好きな樹木を1つ選び、その根元周辺を埋葬場所とするスタイルです。埋葬場所の深さや埋葬方法は占用型と同じですが、選んだ樹木の周辺の埋葬場所を複数人で使用する点が異なります。
個人での使用や、夫婦・友人で隣同士の木を指定することも可能です。使用料は1人30万円で、墓所使用料+山林管理料+埋葬(納骨)が含まれています。
集合型

集合型は、広大な森の中で眠る個人用のスタイルです。木々の間を0.6m間隔で芝生の下に個別に埋葬を行います。

埋葬方法は地表から50cm掘ったところに、遺骨を骨壺から出して、木綿の布に包んで埋葬します。使用料は墓所使用料+山林管理料+埋葬(納骨)が含まれ、1人16万円です。
ペット共葬専用型

ペット共葬専用型は、樹木葬の中でもペットと同じお墓に入れるスタイルです。森の中の好きな樹木の根元に、ペット・家族・友人と一緒に眠れます。選んだ木の周囲を占有し、木の中心から約1m離れた場所に最大10箇所埋葬できます。
ペット共葬エリアのため、参拝時に一般のお参りの方に気を遣う必要がありません。使用料は1契約145~180万円で、選ぶ樹木や大きさにより価格が異なります。
ペット共葬集合型

ペット共葬集合型もペットと一緒に埋葬できるスタイルです。 遺骨1体の場合、ペットは別に3箇所埋葬でき、遺骨2体の場合、ペットは2箇所まで埋葬できます。
複数のペットを6寸以下の骨壺に納めて頂く場合は、1箇所に埋葬することもできます。
埋葬場所は契約順となるため注意してください。 使用料は1契約で55~60万円です。
建立葬のスタイル
建立葬は、墓碑・墓石を伴う一般的なイメージのお墓です。霊園指定の石材店がないため、墓石の大きさ・デザインを自由に決められるのが特徴です。
大阪北摂霊園では、伝統的なお墓から継承不要なお墓まで様々なタイプを揃えており、ご家族の状況やニーズに合わせて選択できます。
ここでは、丘陵墓所、芝生墓所、天空墓所、小さなお墓の4つを詳しく紹介します。
丘陵墓所

丘陵墓所は平地に設けられた墓所で、広さを選べたり、墓石を自由にデザインできたりするのが特徴です。
近くに駐車場や休憩所があるため参拝しやすく、霊園指定の石材店がないため、使用者が自由にデザインを決められます。
段差のない平坦な設計のため、高齢の方や車椅子利用の方でも負担なくお墓参りできます。
| 面積 | 永代使用料(非課税) | 管理料(1年間税込み) |
| 2㎡ | 491,000円~ | 5,720円 |
| 3㎡ | 619,000円~ | 8,580円 |
| 4㎡ | 822,000円~ | 11,440円 |
| 5㎡ | 1,228,000円~ | 14,300円 |
| 6㎡ | 1,378,000円~ | 17,160円 |
| 8㎡ | 2,042,000円~ | 22,880円 |
| 12㎡ | 3,062,000円~ | 34,320円 |
| 20㎡ | 5,200,000円~ | 57,200円 |
| 30㎡ | 7,872,000円~ | 85,800円 |
芝生墓所

芝生墓所は、ゆるやかな傾斜地に芝生が一面に広がる墓所です。景観を重視し、高さの低い墓石が並び、墓石同士の距離が余裕を持って保たれているため、ゆったりとした印象の空間となっています。
他の建立葬と異なり、カロート料が必要となります。
| 面積 | 永代使用料(非課税) | カロート料(税込み) | 管理料(1年間税込み) |
| 3㎡ | 612,000円~ | 45,760円~ | 12,210円 |
| 4㎡ | 730,000円~ | 44,000円~ | 16,280円 |
| 6㎡ | 1,142,000円~ | 44,000円~ | 24,420円 |
| 12㎡ | 2,611,000円~ | 44,000円~ | 48,840円 |
天空墓所

天空墓所は霊園内で最も高い位置にあり、豊かな景色を見晴らせる墓所です。絶景とともに眠りたい方におすすめします。
近くに駐車場があるため参拝しやすいのも特徴です。
| 面積 | 永代使用料(非課税) | 管理料(1年間税込み) |
| 2㎡ | 256,000円~ | 5,720円 |
| 3㎡ | 384,000円~ | 8,580円 |
| 4㎡ | 512,000円~ | 11,440円 |
| 5㎡ | 640,000円~ | 14,300円 |
| 6㎡ | 830,000円~ | 17,160円 |
小さなお墓

小さなお墓は、自分たちだけのお墓が欲しい方や、田舎のお墓を改葬したい方など、すでに遺骨を持っている方向けのお墓です。使用期間は30年で、その後は合葬式墓地へ改葬するため、将来の継承は不要です。
申し込み時に使用料を支払えば、その後の追加料金は一切かかりません。4人まで埋葬でき、費用は墓所使用料550,000円、墓石代金165,000円~です。使用料には、墓所使用料の他に管理料、合葬式墓地使用料等が含まれています。
合葬

合葬は継承や墓石の建立を必要とせず、遺骨を共同で埋葬するお墓です。大阪北摂霊園では「直接合葬」と「個別安置」の2種類から選べます。
直接合葬は遺骨を納骨袋に移し替えて地下の合葬室に埋葬します。個別安置は遺骨を骨壺のまま5年または10年安置し、安置期間終了後に納骨袋に移し替えて地下の合葬室に埋葬する方法です。地下に埋葬した遺骨は改葬できないため注意が必要です。
大阪北摂霊園では、合葬を行う建物が管理事務所やエントランスから近く、車椅子でも参拝できます。希望者は記名板を1枚につき33,000円で設置可能です。
| 埋葬・管理方法 | 使用料 |
| 直接合葬 | 66,000円 |
| 5年安置後合葬(個別安置) | 88,000円 |
| 10年安置後合葬(個別安置) | 132,000円 |
お墓のスタイルのよくある質問

お墓を選ぶ際には、デザインや形状、費用、継承方法など、様々な疑問が生じます。ここでは、お墓のスタイルに関してよく寄せられる質問について、具体例を交えてわかりやすく解説します。
人気のお墓の形・デザインは?
日本の伝統的なお墓の形は、五輪塔や角柱などの形状がある「和型墓石」です。一方で、省スペースで建設でき、地震に強い墓石を求める方には「洋型墓石」が人気です。
また、近年はオリジナルデザインやモダンな素材を選択した現代的なデザインも増えているため、好みに合わせた形・デザインを選んでも悪目立ちすることはありません。
おしゃれなお墓のデザインは?
「和型墓石」「洋型墓石」「デザイン墓石」にはそれぞれ複数の種類があるため、自分の理想に合った墓石を選ぶと良いでしょう。
デザイン墓石であれば、スタイリッシュな形のもの、彫刻の文字の形が個性的なもの、墓石の色が独特なもの、イラスト彫刻が入っているものなど、様々な選択肢があります。
墓石を自由に選べるお墓であれば、一度石材店で相談してみることをおすすめします。
まとめ
現代のお墓は、家族の事情やライフスタイルに応じて多様な選択肢から選べます。継承不要な樹木葬が全体の約半数を占めるほど人気で、納骨堂、散骨、手元供養といった新しい供養方法も広がってきました。
大阪北摂霊園では、自然に還るドイツ型樹木葬、デザインを自由に選べる建立葬、継承不要な合葬など、幅広いニーズに対応したお墓を提供しています。墓石のデザインも和型・洋型・デザイン墓石と多様化しており、故人らしさや家族の想いを表現できます。
ご自身やご家族に最適なスタイルを選び、心から納得できる供養の形を見つけてください。
